いわゆる『習慣化』がもたらすモノ
昨今は自分のルーチーン(Routine)を他の人に発信するのが流行の様です。
ルーチーン(Routine)は言わば『習慣化』のことです。
習慣化の強みは、それが当たり前のこととして行われるので、『自分が意識することなくそれが行われる」というメリットがあります。
起きてから顔を洗いたくないとか、食べた後に歯を磨きたくないとかはあまり思わないものです。もちろん、人それぞれですので、したいと思わない方もいらっしゃいますが・・・。
何かを行う時に、それが日常生活のルーチーンであれば特段の努力は必要ないので、疲れもしなければ、やりたくないとの感情も芽生えません。
今回は、『ルーチーン(習慣化)=意識することなく行動している状態』についてのお話です。
ルーチーン(習慣化)も能力です
行動を継続することで、自分の目標に近づくことが出来ます。
目標に到達するには、前に進まなくてはいけませんが、その”行動の継続を習慣化”すれば、日々の努力は意識の下にしまい込まれるので行動する苦労を感じません。
この、”継続している習慣化された行動”が『当たり前行動』です。
アレをしたい、コレをしたいと思うことにはそれほどの努力は必要ありませんが、実際に行動を起こすとなると勇気や努力が必要です。
行動する最初の段階には、「よし、やるぞ!」という気持ちと一緒に「大丈夫かな?」という不安や心配もあります。
不安や心配といったネガティブな感情を抑えながら、一歩を踏み出す”勇気”と、行動をし続ける”努力”を消し去ることが出来ると『当たり前行動』が身につけられるのです。
言わば、『当たり前行動=ルーチーン(習慣化)』も能力なのです。
大丈夫、あなたは前に進んでいます!
前に進むために獲得したルーチーンが、”気付けばルーチーンをこなしているだけだった”と言うことにならない様に注意が必要です。
ルーチーンの流れに乗っていても、
(進んでいるはずがその場で足踏みしているだけだった・・・)
とか
(気付けば見当違いの方向に進んでいた・・・)
とかだったら、せっかく獲得した能力も無駄になってしまいます。
こんなことにならないように、時々は確認するためにチェックが必要です。
試合や試験は判断しやすいチェックポイントとなりますが、ただ単に、自分の行動を振り返るだけでも良いチェックになります。
ルーチーンは『当たり前行動』として”意識の下”に隠れたモノなので、それを振り返ることで”意識の上”にもってくることができるので、チェックする事が出来ます。
時々振り返ってみたり、たまにチェックポイントで自分に負荷をかけてみたりして『自分の立ち位置』を確認することが重要です。
このチェックすることまでも、さらに大きなルーチーン(習慣化)としてしまえば、まさに『ルーチーン最強』となります。
まとめ
ルーチーン(習慣化)は意識することなく行動している状態です。
『当たり前行動』として、努力を感じることなく目標に向かって進める能力です。
たまには、自分のルーチーンが大丈夫なのかをチェックする必要があります。もしかしたら、自分のルーチンがビックリするようなものとなっていたりするかもしれませんし・・・。
でわ、また。
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